輝く未来へ、システムチェンジ

チボリジャパンの株主総会

先日、総務委員会の後に株主総会が開催されました。内容は昨日の新聞のとおり
ですが、大変な赤字の額で昨年度が24億円、累積赤字が約138億円。本当に大
丈夫なのか？名称変更もありうるとのこと。

それにしても、累積赤字が138億円を出しているにも拘らず、「現金預金が24億円
あるので資金繰りには困らない。」との坂口社長の発言にはあきれて物が言えませ
ん。もうこれ以上は待てません。

もう一つ不思議なことがあります。チボリジャパン社の取締役会や株主総会は偶然
かもしれませんが、なぜか委員会の後に開催されます。議会で色々言われたくない
のでしょうか？

石井知事は継続してチボリ公園を支援すると発言。岡山県議会としても明日の議会
で承認される見込み。しかし、これは一年間の期間限定であり、契約の関係上認め
ざるを得なかったものです。来年に向けて、チボリ公園のあり方について自民党とし
ても態度を鮮明にすべき時期に来ています。累積赤字・名称変更問題をふまえてチ
ボリ公園の存続問題をしっかり議論したいと思います。

おぐら弘行

県政報告会

今週末に、毎年恒例の県政報告会があります。今日と明日は議会の休会日。事務所
でその準備をしようと思います。一昨年から私の活動報告とその時々の話題を考えて、
パワーポイントで県政報告を行います。

今年は参院選があり、準備の関係上で後援会員全員に案内を出せていません。毎年
参加されて下さる方、おぐら弘行を御推薦いただいた企業団体の方だけにご案内いた
しました。ご案内の届いていない方にはまことに申し訳ございません。

また、参院選が一週間伸びたので視察の予定や行事の予定がかなり変更があり、各議
員調整に苦労している様子。色々余波があります。

また、今日の午後二時から衆議院の岡山二区に新たな無所属新人が出馬表明をする
ようです。何故？今の時期にするのかよくわかりませんが、ますます混乱が深まりそう
です。

おぐら弘行

あきんど塾

先日の土曜日、私が所属している岡山商工会議所青年部（ＹＥＧ）のあきんど塾に参加
しました。経済産業省から内閣府へ出向している若手官僚が全国を回って、それぞれ
の地域の活性化について出前講座をしているそうです。若くて優秀な二人はやはりエネ
ルギーを感じますし、岡山の良いところ、悪いところ、そして未来への取り組みについて
話し合いました。結果的には、色々な意見がありまとまりませんでしたが、平均点を取
るよりも得意分野を伸ばしよいところを伸ばし個性的な岡山に、観光よりもビジネスで訪
れる機会の多い県外の人に対して、来たついでに観光できるプチ観光を振興すべきで
はないかということでした。

因みにそのゲストの一人がかつて岡山市長選で一緒に選挙をした仲間で、八年ぶりの
再会で向こうも覚えてくれていました。当時学生だった彼が、岡山について語る姿を見て
頼もしも嬉しくもありました。

今年の４月に岡山と西大寺の商工会議所が合併にともない、ＹＥＧも合併しました。会員
数も多く多士済々でやはり活気があるし、勉強になるなぁと感じました。

今晩は、西大寺地域活性化委員会（有志）があるようです。合併しても、西大寺は特性を
生かそうということです。皆さん色々がんばってます。

おぐら弘行

議員報酬カット

例年であれば、六月議会で議員報酬の削減の条例を制定していました。しかし、大方
決まりかけていたにも拘らず、一人の議員が大反対。今後の議員団総会などの日程
から今議会での議決は難しくなるかもしれません。

岡山県庁挙げて行革に取り組んでいるさなか、岡山県議会だけは報酬カット見送りと
なると、議会として執行部に対して厳しく行革の発言が出来なくなるのではないか。まず
は「自ら襟を正して」から岡山県の行政を正さなければ、有権者や県庁職員に対して説
得力が欠けることになります。議員の身分についての考え方を議論するなら日頃から
何故しないのか、直前になってタイムアップになる時点でのストップはどこかの野党と
同じで、手続き上にも道義上にも納得いきません。

これは最低限の約束事ですから、７％にするのか５％にするのか、或いは１０％にする
のかこれだけは今議会で決断しなければいけないと思います。

おぐら弘行

選挙事務について

日頃の議会では答弁の機会の無い、選挙管理委員会委員長は今日に限って三回も
答弁機会がありました。内容についてはほぼ同じで、この度の統一選の開票時間の
短縮などがありました。結果は時間短縮ができずにこれからに期待ということであり
ました。それと、今年の岡山市に於いてはポスター掲示場所の配布が二日前だった
ように思います。委員長の回答だと１・２週間前には通知しているとの事、岡山市は格
段に遅く、実務面では大変に困惑していたようです。

今日は昼休みに県政会がありました。幹事長・議員団長の報告・議員報酬について
などの議題に留まりました。

おぐら弘行

いま議会では

7月１日から実施される「職員に対する提言等への対応に関する取り扱い要綱」につ
いて、県庁執行部に対する不協和音が出ています。何故か、議会側は議員活動の
制約に繋がるのではないか、執行部の突然の提案に対し、手続き上、段々と執行部
側が議会の意見を聞かずに何でも決めようとしているのではないか。そのような問題
意識が出ています。

勿論、コンプライアンスの徹底・官製談合の廃絶に対しては議会も理解を示している
が、牽制球を投げられているような感じがします。また、他県の例を見ても実際には
効力が無く、提言に対する文書が０件の所もあります。しかし、実際にはあらゆる活
動に対して提言等を書類に残すとすれば莫大な量になるはずです。不当な働きかけ
や圧力に対しては毅然と立ち向かえる「内部通報制度」があるのであれば特段必要
でなく、ただのパフォーマンスに過ぎないとの見方が多い。

ただ、議会側も不正防止を邪魔しているように取られては心外なので、その点は慎重
に議論していかなければなりません。

自民党側としては、知事側が意見を聞か無いのであれば、「コンプライアンス条例」や
「意見書」などで対抗すべきとの声もありましたが、結局、要綱の一部の訂正を求めて
から判断すると言うことになりました。

おぐら弘行

六月定例会一般質問

統一地方戦後、初めての議会であります。何回登壇しても緊張するものであ
ります。この度16回目であります。このたびは「ふるさと納税制度について」
「少子化対策について」「地方滞納整理機構について」「介護保険制度につい
て」「内部事務効率化の推進について」の五項目について質問しました。回答
についてはまずまずでしたが、どのように新聞に載るのか明日が楽しみです。

おぐら弘行

年金問題

土曜日に地元で集会をしました。そこでは簡単に私の県政報告をさせて頂き、そ
の後Ｈ代議士が来られ、年金問題について語られました。「自民党は抜本的な社
会保険庁の改革、社保庁の解体を目指している。民主党は組合の関係から社保
庁解体を反対、あれだけ不手際のある職員全員を擁護している。」とのことでした。
しかし、参加者のある人からは「これからどうするのかはっきりと示して欲しい。」
との意見もありましたが、これは今の自民党に対する不信感の表れではないか。
年金問題にしても、自民党の逆風をどのように撥ね退けるか、一つ一つ実行して
成果を挙げていくしか方法がないのではないか。参院選前で年金の問題を巻き返
すのはなかなか難しそうです。

また、昨日は地元学区での婦人ソフトバレー大会に参加。男性も参加ＯＫですが、
アタックもブロックも駄目ということで大変やりにくかったです。残念ながら敗退しま
したが、地元町内では大いに盛り上がりソフトバレーをしたいという声が多く聞こえ、
まさに親睦を深めました。

おぐら弘行

代表質問

昨日は、自民党と民主・県民ｸﾗﾌﾞ、今日は公明党の代表質問です。質問時間は、
一会派50分で行革・地方分権・福祉・教育・産業振興・農業政策・警察関係と県
政全般について多岐にわたって質問されます。今回は何と言っても、岡山市の政
令市問題、各会派ともに賛成の姿勢であり、それを受けて知事も「時代の要請と
して進めていく。」であります。他にはコムスンの問題。私も個人質問に入れようと
思っていますが、岡山は介護サービスの豊富な地域で、27のコムスンの事業所
が仮になくなっても十分に地域の介護事業所で間に合うのではないかと考えてい
ます。全国的にも引き継ぎが出来なければ、介護難民が出るのではといわれてい
ますが、決してそんなことはないと思います。

おぐら弘行

強行採決

年金時効撤廃法案、社会保険庁改革関連法案を自民党が強行採決。この見出し
でマスコミは大騒ぎでした。強行採決というのは、民主党側の考え方で、自民党側
から言えば民主党の審議拒否によって重要法案の審議ストップであります。

確かに一方で強行に採決している、一方で暴力に訴え採決を妨げる。どちらにして
も何ともみっともない話です。よく有権者に言われることがあります。「国会中継で
野次の応酬・審議拒否・牛歩戦術こんなこと小学生でもしない。国会であんなことし
ていて子供に模範となるのか。」確かにいえてます。

強行採決については誤解があります。一見強行に採決しているように見えますが、
事前に国会対策委員会などでいつ採決するかは野党にも知らされており、その日
の思いつきで採決されているわけではありません。また、いくら気に入らないことを
するからといって実力行使で採決を妨害するのはいかがなものか。皆さん国民か
ら選ばれた国会議員です。審議を尽くした後は、いずれかの時点で多数決をして決
めることが、民主主義です。自民党が絶対多数なので最終的には自民党案になる
わけですが、国民の選んだ議員が採決するわけですから、真摯に受け止めなけれ
ばならないと思います。

思えば、自民党の総務会で郵政民営化法案可決の決議がされたときも、小泉元総
理は強行に決定したのですが、何もルール違反をしていたわけでもなく、有権者の
支持も得られ、当初批判的だったマスコミも世論の流れに従って次第に論調が変わ
ってきたのを思い出します。

結局はその時々の大義と世論の情勢で善し悪しを判断しているような気がします。

おぐら弘行