2017年 10月 27日
選挙制度やマスコミの在り方について |
今回は、自民党が勝利となったわけですが、どうもしっくりこない感じがします。
今回感じたことは
①マスコミの扱いによって、希望の党の旋風が起こるかと思いきやいきなり悪役扱いになり、選挙の風もマスコミによって左右され過ぎている。
②民進党では自民党に代わる政権を任せられる政党にはなりえない事が、希望の党ヘ合流へとつながった。自民党に代わる勢力を国民は望んでいるものの、安保法制反対・護憲主義の政党・政治家では政権を任せられないことが判明した。しかし、リベラルといわれる「護憲主義・安保法制反対」の勢力は一定の議席を勝ち取ることができる事も判明した。
③この度の選挙で主義主張を持たない政治家。当選するためには主義主張をころころ変えることができる政治家。民進党自体がそういう政治家の混ざり合った政党だったことが判明し、希望の党はそういう意味では、一定の働きをしたとも言える。
④選挙制度の問題点も幾つかありました。
・比例復活制度はいらない。
→北海道3区では118,961票の自民党候補は比例復活できずに落選。京都3区の16,511票の維新候補は比例で復活当選。
大きな矛盾がある。
・小選挙区のような一人を選ぶ選挙だと、51%:49%でも49%の人の意見は反映されない。
以上のことを考えたら
「一選挙区で3人を選ぶ中選挙区にし、比例の議席を減らす。そして、比例復活はなくして、比例候補は専属の候補者にする。」
こうすれば、一定の勢力の票も活かされ、その時の政権や政治の流れによって、穏健に政権が変われるような気がします。
また、今の小選挙区二大政党制にすれば、言いたいことが言えない政治家が増え、今回のようなドタバタ劇が起こるのだと思います。
by oguchaimu
| 2017-10-27 10:47